大淀歴史ガイド
今もなお数多くの歴史的遺構がその姿をとどめ、
吉野の玄関口として栄えた大淀町。
古代のロマンを求め大和路を訪ねてみませんか?
薬水の弘法井戸 
 この井戸の水を飲むと疫病が治癒したと伝えられています。 弘法大師が、宇陀の室生寺と高野山のあいだを往来していたころ、村人が大勢病に苦しんでいる姿を哀れに思い、土中に錫杖を入れて動かすと美しい水が、湧き出てきて、その水を飲むと病がたちどころに治ったと伝えられています。薬水の地名の由来はこの伝説から付けられたそうです。
坂合黒彦皇子の墓 
 別名新漢南の墓(いまきのあやのの墓)といわれ、
仁徳天皇の皇孫で、兄は白彦、弟は黒彦。  皇位
継承問題に巻き込まれ、大泊瀬皇子(おおはつせの
おうじ)後の雄略天皇の軍勢に火をかけられ死亡した。
その後今木地区に葬ったと古い書に記されています。
大岩古墳群 
 昭和60年に発掘調査され、四基の古墳と十四箇所の古墳状隆起が発見され、再調査では九基の古墳と二十九箇所の隆起が発見された。  特に石神古墳は、横穴式石室を有し、径二〇メートル前後の比較的大きな古墳です。出土品としては、子持ち器台が有名です。
土田ケヤキ大木(町指定文化財)  
 この大木は吉野川沿いの土田地区に自生し、
推定樹齢七〇〇年と言われ、樹高十五メートル、
幹周八メートル枝張東西に四〇メートルという
大木は昔、神功皇后が、大和平野にはきれいな
水が少なかったので、吉野川の水をひいて飲み
水とされた。そしてその記念としてお手植えされた
のがこのケヤキであるという逸話が残っている。
 毎年7月26日には、畝傍山口神社の
神祭り水汲み神事が、樹下の川原で行われて
います。